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減少続ける日本から米大学への留学生

 米国際教育協会(IIE) は、12日、米国への国・地域別留学生数に関する調査報告書を発表した。それによる、2011年11年秋に始まった学年に日本から米国の大学に留学した学生数は、前年度より6.2%減の1万9966人である。一方で、中国からの留学生は約19万4000人で、前年比23.1%増となっている。日本の9.7倍(前年度は7.4倍)に達し、国・地域別留学生数で3年連続1位である。

 日本はピークの1997~98学年度(約4万7000人)から6割近く減少し7位。中国に次ぐ2位はインド、3位は韓国だが、両国とも留学生数は前年度より減っている。一方、4位のサウジアラビアは国の留学費支援策により50.4%増。イランも24.1%増えた。

 日本からの留学生の減少は、学生の内向き志向が強いことや3年の後半には就職活動が始まるためといった理由をつけて説明されることが多い。そうかも知れないが、個人で米国の大学に留学しようと思ったら大きく前に立ちはだかるのが授業料の壁だ。米国の大学の授業料が高くなりすぎたのである。サウジアラビアからの留学生は国が留学費支援策を打出したから大幅に増えたと報じているし、国か企業など授業料を出してくれるスポンサーが居なければとても米国には留学できないほどに、授業料が高騰してしまっている。

 米国の雑誌Forbesは8月1日の記事である。「シカゴ大(イリノイ州)やスタンフォード大(カリフォルニア州)のような私立のエリート校に4年間通うと、費用は25万ドル(1ドル=80円 換算で約2000万円)を超えてしまう。カレッジ・オブ・ウィリアム・アンド・メアリー(バージニア州)やカリフォルニア大学バークレー校(カリフォルニア州)のような比較的安価な州立大学で学位を取る場合でも、学費が優遇される州出身者でさえ10万ドル(約800万円)近くかかってしま う。果たしてそれだけの価値があるのだろうか? 多くの学生はおそらく「ノー」と答えるだろう。」

 4年間で25万ドルということは、年間4万ドル強かかるということである。これに加えて、寮費や生活費がかかる。

《米国の名門私立大学へ通うのにかかる学費(2012年)》
 ・プリンストン大学(ニュージャージー州)…53,934ドル/年
 ・ウィリアムズ大学(マサチューセッツ州)…57,141ドル/年
 ・スタンフォード大学(カリフォルニア州)…57,755ドル/年
 ・シカゴ大学(イリノイ州)……………………59,950ドル/年
 ・イェール大学(コネチカット州)……………58,250ドル/年
 ・ハーバード大学(マサチューセッツ州)……56,000ドル/年
 ──────────────────────────────
 ※出所:Forbes America Top colleges

一般的に言って、UCバークレイやUCLA、ミシガン大学、ワシントン大学などの州立大学は上記の名門私立大学よりも、授業料が安い。それでも、州立であるから州以外の住民や外国人留学生などには名門私立大学に近い授業料を設定している。

米国人学生がそれだけ払う価値がないと認めている。しかし、米国も学歴社会、払うほどの価値が無いと思っている大学に行かざるを得ない学生も気の毒である。日本から個人負担で留学しようと思ったら、現在は、円高でその恩恵を受けられるが、それでも年間500万円以上の負担を覚悟しなければならない。それだけのお金があったら、他のことに回したいと思う方が自然だ。

ちなみに日本の大学へ通っていると・・・・
大学授業料の推移(国内)
・      国立大学      私立大学    
1975年    36,000円      182,677円
1980年    180,000円      355,156円
1990年     339,600円 615,486円
2000年 478,800円 789,659円
2011年     535,800円 857,763円
※授業料の他に、入学金、施設整備費などがかかる。
※出所:文部科学省

 では、米国から海外への留学については、どのようになっているのか調べてみた。
1位が英国で、欧州諸国への留学が多い。IIEによると「ブラジル、中国、コスタリカ、インド、韓国への留学が大変増えている」と説明している。





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