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最初に空を飛んだのはライト兄弟ではなかった (その5)

英国の準男爵であるジョージ・ケイリー (Sir George Cayley, 1773 - 1857)です。 1849年にグライダーで、十歳の少年を乗せての滑空に成功しています。 「航空学の父」と呼ばれています。

話はそれますが、ケイリーよりも60年以上も早く1785年に、岡山県玉野市で浮田幸吉という人が、グライダーのような飛行装置で、市内の旭川にかかる橋の上から飛び上がったとも言われています。(残念ながら、決定的な証拠が無い。)その2年前に、フランス人モンゴルフィエ兄弟が熱気球で飛んでいる。

人が乗って、「空気よりも重い」状態で、”動力を付けて”、地上を離れて移動したというのであれば、20cmとは言え50mを飛んだ(?)フランスのクレマン・アデール(Clement Ader)が最初に飛んだ人になると思います。しかし、「空」を飛んだかというと、・・・・・地上から20cmの離れた所を「空」というのはちょっと無理かな。

現在のような長距離につながる飛行を初めて達成した人は誰かとなると1905年10月5日オハイオ州のデイトン市近くの郊外でライト兄弟がFlyerIIIという飛行機で38kmも飛んだというのが最初のようです。オハイオ州のデイトンには、行ったことがあるような気がする。確かデイトンのホリデイーインに泊まったな。しかし、そんな飛行機のことなんて全然気づかなかった。

で、結論ですが、「空を最初に飛んだ人」は英国人ジョージ・ケイリー。これグライダーで飛んだ人ね。”動力をつけて(つまり飛行機で)”最初に飛んだ人は、フランスのクレマン・アデールということになると思います。
「動力をつけて”大空”を飛んだ人」となるとなかなか難しい。ニュージーランド人のリチャード・パースになるのかもしれない。なんでもかんでも米国が一番と思いたい人達の中では、ライト兄弟だ、いやホワイトヘッドだ、と意見がわかれてきます。スミソニアン博物館がライトフライヤー号を展示している所に、「最初の、動力付きで、パイロットが搭乗して、継続的に飛行し、機体を操縦することに成功した、空気より重い空飛ぶ機械」という風に、前提をがちがちに狭くすれば、ライト兄弟が最初ということで異議なしということになるのでしょう。

全体の流れから見ると、誰が最初に大空を動力付き飛行機で飛んだかを特定するよりも、1900年前後というのは、時の流れが人類に大空に羽ばたくことを求め、それに応えるかのようにグローバルの規模で大空を目指していた時代と解釈する方が歴史的には意味あるのではないかと考えることで、なんか泥沼からやっと抜け出られた気分になりました。

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このブログを書くのが、今まで一番エネルギーを使ったかもしれない。航空の歴史を多少は知ることになりましたが。
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