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最初に空を飛んだのはライト兄弟ではなかった (その3)

ジェーン年鑑の編集部は、オーストラリアで航空史を研究するジョン・ブラウンさんがスミソニアン博物館の中で見つけた資料に基づいて最近発表した研究成果を受けて、今回の改訂に踏み切ったようです。その研究では、ホワイトヘッドの乗っている飛行機が飛んでいるという証拠が見つかったというのだけど、これがすごいんですね。

1906年の展示会風景を撮影した写真の中の一部のパネル写真を最近の技術で分析した結果、全部ぼやけて入るが、復元すると、どうも、1枚の写真はホワイトヘッドの飛行機が飛んでる写真ではないかということになったようです。以下の写真では丸の中に写真らしきものが3枚あります。これの写真を分析したところ、ホワイトヘッドの飛行機らしいがいずれも駐機しているものだそうです。丸の外側の左上の写真が飛んでいるということらしい。カエルが飛んでいるところじゃないかなどという意見もあるようです。ホワイトヘッド パネルcache_156770

そして、スミソニアン博物館が否定的見解の根拠の一つとしてあげている、②同種の飛行機を何幾か製作したがどれも飛ばなかったという件に関しては、1986年にあるグループが、設計図に基づいて複製機を作ってみたところ、実際に飛んだようです。20回程の飛行を行い、最長100mほど飛んでいる。

他方で、ライト兄弟の初飛行100周年を記念して、別の人達が復元したライトフライ号は離陸すらできなかったようで、1903年12月は強風と兄弟の操縦技術の賜としての飛行ではなかったのかという疑念も出ています。

また、スミソニアン博物館は、ライト兄弟のフライヤー号が展示されていたロンドン科学博物館から取り戻す際に、ライト兄弟から(正確には、兄は既になくなっていたので弟との間で)、初飛行に疑いを持たすような(競争的な)書類や物体は一切展示しない、展示するような場合にはライト兄弟が使った飛行機は撤去するとの取り交わしをしています。

そういうわけで、ホワイトヘッドが飛行機で飛んだ最初の人という流れができつつあるのだと理解して、新聞記事を読んでいたのですが、おやおや世界を見回して見るとライト兄弟やホワイトヘッドよりも先に空を飛んだという記録がいくつか出て来ました。 (続く)
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