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未来新聞

 今日(6月20日)の産経新聞の朝刊には、2093年6月20日付けの「未来新聞」が入っていた。産経新聞の創刊80周年を祝っての4ページ建ての特別新聞だ。創刊80周年と言っても、産経新聞は、1942年11月に創刊されている。80周年というのはその前身にあたる日本工業新聞の創刊から数えての80周年ということのようだ。

 一面トップ記事に、「世界初マイ宇宙船解禁」。その左下あたりに、4日前にブログ「エレベーターが都市の景観を変えた」で載せた宇宙エレベーターの写真とほぼ同じ挿絵。果たして、80年後経ったら実現している話なのだろうか?宇宙船にしても宇宙エレベーターにしても、実験段階でとてつもない資金を必要とする。国家的人類的に明確なメリットがなければ、公益性が高くないプロジェクトに巨大な資金はつぎ込むことはないし、推進されないだろう。絵空事に終わる可能性の方が高い。確かなことは、コンピューターと通信技術は技術革新がすさまじく早いから、宇宙進出に関してもどんな技術が出てくるかわからないので、80年後どころか30年後の未来も予測できないということ。

 10年後くらいの未来なら、うっすらとではあるが予測できることはある。昨年(2012年)の春まで、自動車の安全安心に関連した組織で働いていた。なんとなくの予想ではあるが、数年以内に人を轢かない車(衝突防止装置を付けた車)が登場しそうだ。人が現れると、自動停止する車の研究は実用化にかなり近づいている。すぐそこの手の届く段階にある。10年後くらいには衝突防止装置を積んだ車がかなり普及し、交通事故の死者数が激減しているかもしれない。衝突防止装置をつけない車がなくなる30年後くらいには交通事故死者数ゼロの日が来るという予想はできる。

考えてみると、どうしてこういう衝突防止装置付き車の登場がこれほどまでに遅れたのだろう。毎年、世界中で100万人以上もの人が交通事故で命を落としている。宇宙船を飛ばすのにかける資金以上に、このような人と車の衝突防止装置の開発に資金を注ぎ、その実用化を急ぐべきであったと思う。

話を戻して、現段階でもうひとつ確実に言えることは、2093年に産経新聞は発刊されないということである。現在でも産経新聞自体の経営状況は危ない。新聞という商品自体が、あと30年もたてば無くなっているだろう。CDに音楽のデータを載せて売っていたレコード店が街中から消えてしまったように。紙に情報を載せて売っていた新聞は、そう遠くない時期に消え失せる。朝食を食べながらそんな話をしたら、妻に反論された。「ネットで情報をとるのが普及すると言うのはわかるが、ネットのニュースも新聞が情報源だから新聞社は残るんじゃないのと?」。

しかし、それは違う。現在の日本の新聞をチェックするとすぐにわかる。3大新聞を始め地方の新聞まで、同じような記事ばかり。新聞社が独自に作成した記事が少ない。新聞社は、共同通信や時事通信から情報を買っている。外国の記事に至ってはほぼ全部、提携先の外国メディアが書いた記事の翻訳。官庁や企業の情報は、プレスレリースの垂れ流し。紙に、通信社から買ってきた情報や官庁企業のプレスレリースを載せて売っているのが日本の新聞。データのCDに他の人の演奏曲を載せて売っている音楽CDと構造はあまり変わらない。1990年代に米国のある学者は、新聞は21世紀の中ごろには無くなっていると予想する記事を読んだことがある。随分、甘く予想する学者だなと思った。
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