恋愛成就のメールテクニック
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あー 感違い (その2)

先日、「あー、感違い」を書きましたが、今回はその続き、その2です。
前回のブログを読んでない方は、その1(クリックで飛びます)の方からお読みください。

6.役不足 「じゃぁーあなた、これやってね。」と重要な役割をお願いされて、「私には役不足です・」などと謙遜しながら使ってしまうことがある「役不足」。あー、感違い。謙遜しているつもりが、逆に横柄になっていた。
 正しい意味は、①本人の力量に対して役目が軽すぎること、俳優などが割り当てられた役に不満を抱くこと。で、間違った使い方が、② 本人の力量に対して役目が重すぎること。
この②の意味で使う場合、正しい用語は、「役不足」ではなく「力不足」です。
文科省の平成18年発表の調査結果では、正しく使えている人は40%。この40%は、生活感覚からすると随分と高い数値だなと思う。正し意味を言われると確かにそうだったとは思うが、言われるまでは気づかない人がもっと多いし、最近は傾向に流されて間違って使う人が随分と多いような気がする。
正しい用法だということを確信していても、上司に「部長にはちょっと役不足かもしれませんが・・・」なんてお願いすると、後で、あなたに対する査定が激辛になっていたということがあるかもしれない。誤解を招く恐れの言葉を使うときは相手に注意しよう。
  
7.「気の置けない」友人 これはマスコミなどで時々話題になることが多い用語なので、結構本来の意味を知っている人が多いのではないかと思う。
正しい意味の①相手に気配りや遠慮をしなくてよいこと、を知っていた人が42%、本来の意味では無い、②相手に気配りや遠慮をしなくてはならないことと回答した人が48%。だいたい、想定どおりの割合です。
文科省の調査分析では、(引用)「気が置けない」は,好ましくない状態である「気が置ける」を打ち消して,好ましい状態を示している言葉です。しかし,「気が置ける」の意味が理解されなくなっているため,「気が置けない」の「……ない」という言い方に伴う否定のニュアンスに影響され,本来とは反対の意味に感じる人が多くなっているのかもしれません。また,「信用が置けない」「信頼が置けない」などの使い方からの類推が影響しているとも考えられます」(引用終わり)との説明がついている。

8.さわり これはたいていの人が間違ってつかっています。
正しい使い方は、①「話しなどの要点のこと」
この①の意味を知っていた人は3割台半ば。これも、想定より随分と高い数値に思える。私の周りで使っている人のほとんどは、たいてい「さわりだけでも」という時は、本来の意味ではない②「話などの最初の部分のこと」の意味で使って居る。
調査結果で、この②を正しい意味と回答した人は5割台半ば。実感としては、正しい意味を知っているのは1割以下ではないかという印象。ちなみに、私はこの言葉の正しいみは随分と前から知っていた。

9.やおら これは年代別に正しい意味を知っている人と、間違った使い方をしている人とで別れると思う。実際に20人位集まった時に質問したことがあったが、年配の方々の方は正しい意味を知っていた。
 例えば「やおら立ち上がる」と言う場合、①「ゆっくりと」と答えた人が約4割。年配の方々はこの意味で使う人が多い。しかし、世代が若くなるに従い、本来の意味ではない、②「急に,いきなり」と答えた人が4割強となった。拮抗していますね。あと、数年すれば、「急に,いきなり」と解釈している人が主流になるでしょう。

10. うがった見方をする。 これは、私は、完全に間違った使い方をしいてました。本来の正しい使い方が、①「物事の本質を捉えた見方をする」であると知ってびっくり。漢字では「穿った」と書く。 この「穿つ」は、元々は「穴を開ける」「貫く」というニュアンスがある。この意味から派生したのだろうか、人情の機微に巧みに触れる、物事の本質をうまく的確に言い表すという意味もある。
なんとなく、うがつの(穿つ)の語音が疑う(疑う)に近いからなのか、最近は、②「疑って掛かるような見方をする」と使う人が圧倒的だと思う。たぶん99%の人がこの②で使っているような気がする。
 文部科学技術省が発表した平成24年に発表した調査結果では、①の正しい意味を答えた人の割合が26%、②の間違った意味で回答した人が、48%となっている。(わからないとか両方とか回答する人がいるので、①と②だけを足しても100%にはならない。)えっ!①の正しい意味を知っている人が、なんと26%もいる。この調査結果は現実を表しているのか?と、うがった見方をしたくなる????・・・という風な使い方は間違いというわけだ。

「あー、感違い (その3)」も、後ほど書いてみようかな。
なお、「感違い」は誤字で、正しくは「勘違い」と書きますので、念のため。
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