恋愛成就のメールテクニック
RSS

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
トラックバック
トラックバック送信先 :
コメント
▼このエントリーにコメントを残す

   

最悪の事態を防いだ作業ミス

 3月11日も3日程過ぎ、やっとマスコミの震災特集も収まってきました。
災難を風化させるなとここぞとばかり特集を組みますが、ちょっと食傷気味です。

 地震は仕方がないとしても、福島も原発事故はとんだおまけの災難でしたね。
これがなければ、原発のあった地元の住民ももっと希望をもった復興に向けての勢いを取り戻せたのでしょうけど。あたり一面まき散らされた放射線と放射性物資との戦いでは、これから予想される相当長い時間の忍耐を思うと本当にお気の毒です。時折、自分が放射能汚染が高い地区の住民だったらどうするかと考えることもあります。汚染の状況にもよりますが、たぶん、家を捨て、心機一転、外国を含めてどこかに住める地域を探し始めるだろうという気がします。

 他人事のように書いていますが、実際問題として、首都圏や福島以外の東北に住んでいる人も、そんな状況に追い込まれるところでした。それが工事中のあるミスによって最悪状況に陥る事態を回避できていた。ラッキーなんて言葉では言い足りないくらいの幸運です。でも、あまり報道されてない。このことを報じたのは、朝日新聞くらいかな。

 まず、福島の津波で襲われた原発。一番危なかった原子炉は、稼働していた1~3号機ではない。危なかったのが工事で稼働停止して安全だった筈の4号機。ここには、1535本もの核燃料棒が5階のプールで冷やされていた。電源が失われてプールの水が蒸発すれば、核燃料棒は露出する。プールの壁にひびが入っていて水が無くなっても露出する。冷やされていた1535本の核燃料棒が水が無くなって熱で崩壊すれば、大量の放射能を放出する。4号機のプールが崩壊すると広島原爆の5000倍の放射能が放出されると推測する専門家もいた。その時点で他の1-3号機にも近づけなくなる。それどころか、福島第一原発の他の2個の原子炉、第2原発の4つの原子炉、さらには宮城県女川町にある東北電力の3つの原子炉にも近づけなくったはず。これらがメルトダウンを起こして放射能をまき散し、東日本は“ご臨終”となる。その後、何十年にもわたって荒廃地となる。

 米国MITのある教授は、かなり早い段階から4号機ではプールの水が蒸発している(はずだ)、大変なことになると警告していた。このMIT教授の予測は、工事をするために使う器具の寸法が違っていたという“作業ミス”で工事が遅れていたために、見事外れていた。工事の遅れによって、プールの横の空間、5階の原子炉ウェルとDSピットには、3月11日の地震のあった日にも、本来無いはずだった膨大な量の水が溜められていた。燃料プールと隣の原子炉ウェルとの仕切り壁が、地震か爆発のどちらかでずれて隙間ができ、ウェル側からプールに約1千トンの水が流れ込んだ。この思いもかけない水があったことで、燃料棒が空気露出するまでの時間ができた。下請け工事をしていた作業員が器具を取り違え、工事がのびていたからの幸運だった。

 朝日新聞の記事 ↓ (本記事は公開を止めていますが、キャッシュで読めます。)
http://webcache.googleusercontent.com/search?q=cache:nB5VjV-5ohIJ:http://digital.asahi.com/articles/TKY201203070856.html

 脱原発は賛成だとしても、福島の例からわかるとおり、原子炉は止めたから安全と言うものではない。確実に安全になるというわけでもないのに、他への影響も考えずに、何が何でも原発は日本中から一刻も早く廃止せよというのもどうでしょうかね。






トラックバック
トラックバック送信先 :
コメント
▼このエントリーにコメントを残す

   
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。