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名誉教授と栄誉教授、文化勲章と文化功労者

 今年もまた日本人がノーベル賞を受賞することになったのは慶賀の至りです。特に、医学生理学賞や物理、化学からの受賞というのは立派なものです。よくノーベル経済学賞と言われていますが、あれはスウェーデン国立銀行があたえる賞です。正式には「アルフレッド・ノーベルを記念した経済学におけるスウェーデン国立銀行賞」。アルフレッド・ノーベルの子孫は賛同していない。ノーベル賞の賞金には税金がかからないのだけど、仮に日本人が経済学賞をもらうようなことが起こると、ノーベル基金からでる他のノーベル賞とは違って、経済学賞の賞金はスウェーデン銀行から出るので課税される。これ、豆知識というよりもどうでもよい知識。

さて、昨年の大村智教授もそうでしたが、今回の大隅良典教授も名誉教授ではなく栄誉教授という冠になっている。はて、栄誉教授なんてあったけ?名誉教授ならよく聞く。違いはなんだってことで調べてみた。
簡単に言ってしまうと、定年退職で教授を辞めた後、タイトルが何も無いとカッコつかないからってんで与えるのが名誉教授の称号、随分頑張ったね、あんたは大学の誇りだよということで、著しい功績をあげた人にあげる特別な称号が栄誉教授かな?名誉教授が”上がり”なのに対して栄誉教授にはまだまだ”現役”で活躍できる余地が残されている。。栄誉教授の方がはるかに格が高い。

とはいうものの、「名誉教授」の称号は学校教育法の第106条で公に定められている。栄誉教授の称号は大学が独自に作ったタイトルです。名誉教授については、法律上は「教育上又は研究上特に功績のあった者に対し、当該大学の定めるところにより、名誉教授の称号を授与することができる」とある。もともとは現在の栄誉教授のようなことを想定していたのかもしれない。しかし、実際は大学に10年以上勤めて定年退職すると自動的に名誉教授だね。功績はあまり重視されることは無い。

論文などはなから書く気が無く、研究しないでボーとして、毎年毎年同じ授業をしていても、長く務めて定年となればほぼ自動的に名誉教授。んなわけで、現在は巷に名誉教授があふれている。味噌教授もクソ教授も一緒だ。それじゃあんまりだと言うので、いくつかの大学では特別に功績を残した人に栄誉教授の称号を設けたようだ。ちなみに、名誉教授も特別栄誉教授もどちらも無報酬となっている。

栄誉教授になるような学者は、研究で功績を残しているから、国内・海外で何とか賞をいくつもらっている。文化功労者に選出される場合もある。あ、文化功労者となると賞金ではなく年金がもらえる。順序としては文化功労者になると次は文化勲章だね。文化勲章と文化功労者の違いは何かとなると、簡単に言うと勲章の方が誉れが高い。なぜなら、リボン(勲章)をくれる人が天皇だから。でも、文化勲章をもらったからといっても、お金はもらえない。あくまで恩恵にあずかることができるのは名誉だけ。お金あげてしまうと、憲法違反。憲法14条の「「栄誉、勲章その他の栄典の授与は、いかなる特権も伴はない」」という条項に抵触する。

それじゃというので設けたのが文化功労者の制度。文化の発展に貢献した人にお金の面で報いたいとの理由から創設した制度が文化功労者。これを決定するのは文部科学大臣。勲章じゃないから、お金を出すことができる。今年ノーベル医学生理学賞を受賞した大隅教授は昨年文化功労者に選ばれている。ちなみに、王貞治や吉永小百合もこの年金をもらっている。現在は、終身年金として毎年350万円がもらえる。

お金の面で報いたいといってもねぇー・・・・・・。文化功労者に選ばれるような人は巧成り名遂げた人だろうから、年金350万なんていうはした金は、屁の突っ張りにもならないだろう。

※屁の突っ張りにもならない:何の役にも立たないという意味。「突っ張り」とは倒れたり開いたりしないように物に押し当てて立てるつっかい棒の事で、屁で倒れてしまうようなつっかい棒は何の役にも立たない。
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