恋愛成就のメールテクニック
RSS

なにっ、おいしい山形空港だって!

ラジオを聴いていたら、山形空港は「おいしい山形空港」と呼ばれていると言う。着陸前に機内アナウンスでキャビンアテンダントが、「シートベルトをしっかりとお締めください。まもなく、おいしい山形空港に着陸でございます。」なんていうのだろうか。

「おいしい山形空港」ばかりではなかった。もう一つの山形県にある空港庄内空港も「おいしい庄内空港」という愛称が付けられていた。名づけの経緯を調べてみた。昨年2月から4月にかけて愛称を募集したところ県内外から3,741通の応募があり、そのなかから8歳の子供から応募があった愛称を採用したという。

(引用)
「おいしい」という言葉には、「味が良い」という意味だけではなく、「好ましい」、「見事だ」という意味があります。
「食、景色、祭り、温泉などすべてがおいしい。」そんな思いを込めて、愛称を「おいしい山形空港」に決定しました。
(引用終わり)

おいしい山形空港
↑おいしい山形空港の外観  あまりおいしそうにも見えない

そんな思いを込めてネーミングするのは勝手だろうけど、誰しもが、その愛称を初めて耳にしたときには、えっー空港がおいしいのかとビックリする。ひとりよがり的なネーミングだ。子供にきらきらネームを付けて(つけられた子供の迷惑は一向にかまわず、あるいは、なんて読むか見当もつかない一般の人々の困惑を全然考慮することのない)満足している親と同じ。名前は一種の記号。それを使う人にとって、便利とか心地よいとか・・・・・そういう観点から名づけするのが筋だと思う。強烈なインパクトを狙ったのですかね。

山形のネーミングで思い出すのは、1993年にお米の新品種に「ど真ん中」という名前を付けたことがあったこと。秋田では「あきたこまち」、宮城では「ひとめぼれ」となかなかセンスの良い名前を付けているのに、一転して山形は「ど真ん中」と来た。強烈なインパクトはありましたけど。なんで、「ど真ん中」なんて名前にしたのかと思ったら、庄内平野のどまんなかにある山形県農業試験場庄内支場(現在の水田農業試験場)で生まれたお米だからだって。やはり、使う人のことは全然考えず、自己満足だ。

で、その「ど真ん中」今はどうなっているのかなと思ったら、同じ山形でも「はえぬき」という山形にしてはまっとうな名前を持ったお米の方が作りやすく、良い味らしく、現在では「どまんなか」の作付けは激減しているようである。まぁー、名前からして売れそうな名前ではなかったし。

それにしても山形の人には、ネーミングについて他の追随を許さない、すごいものがあります。もう、断トツです。オリジナリティがありすぎる。次元の違う県民性が感じられます。個性的すぎるというか、超えてはいけない一線をはるかに超えてかなたに飛んで行ってしまっている。空港だけにそれがゆるされるのだろうけど。個人的には、面白いからこういうのは好きです。それにしても、おいしい山形空港かぁー、すごい名前だなぁー、誰も止める人がいなかったのかなぁー。
トラックバック
トラックバック送信先 :
コメント
▼このエントリーにコメントを残す