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Windows95が発表されて20年、今やIoTの時代 (その7/7)

ビッグデータをコンピューターが高速処理することによって、これまではルーチン化できないと思われていた仕事が、ルーチン化することが可能となりつつある。前回のその6で掲載した「人工知能をベースとした技術の発展が社会にどのような影響」を与えるかのグラフは2013年にオックスフォード大学のオズボーン准教授とフレイ研究員が著した『雇用の未来—コンピューター化によって仕事は失われるのか』からの引用である。二人の学者は、その論文の中で将来消えていきそうな職業については、研究成果を発表している。コンピューター化の障壁となりうる9つの仕事特性を抽出して—たとえば、手先の器用さ、芸術的な能力、交渉力、説得力など—、702の職種を評価した結果である。英国の学者ではあるが(米国で)今ある702業種のうち、10~20年後にコンピュータ技術に取って代わられる可能性があるものは、47%にもなるという。つまり、約半数の職業が機械化される可能性が高い。

消える職業・残る職業の図

今でも賃金水準の高い仕事は図表の左側は無くなる可能性の低い仕事、右側が機械に仕事を奪われる可能性の高い仕事である。「左側の仕事は、概して教育レベルが高く、かつ賃金も高い。5年以内に人工知能の利用が進む分野としては法律・医療・会計・税務が挙げられている。法律分野と言っても、検事や弁護士ではなく、過去の判決などの資料を検索する法律関係資料をそろえる事務員のことである。医療も同じく医者ではなく事務関連職員である。

中期的には、人工知能に代替されてゆくと思われるのは、監視系の業務、監視員・警備員・設備の管理・維持・保守である。長期的にみると、人工知能に代替される仕事とされない仕事への2極化が進む。最後まで残るのは、経営など大局的な見地からの判断を必要とする仕事や、営業など人と人とのインターフェースの部分が人間の役割として残る仕事と考えられている。最後までマニュアル化できない仕事だ。人工知能のブレイクスルーとなったディープラーニングとの関係でいえば、特徴量の認識がしやすくなければ、人工知能にとってかわられる可能性が少ない。「器用さ」と「創造性」、「社交性」などは特徴量としては把握されないからこの、3要素はキーポイントである。その中でも確率が90%を超える、近い未来、確実になくなる仕事として挙げているものとしては次のようなものがある。

銀行の融資担当者、スポーツの審判、不動産ブローカー、レストランの案内係、保険の審査担当者、動物のブリーダー、電話オペレーター、給与・福利厚生担当者、レジ係、娯楽施設の案内係、チケットもぎり係、カジノのディーラー、ネイリスト、クレジットカード申込者の承認・調査を行う作業員、集金人、パラリーガル、弁護士助手、ホテルの受付係、電話販売員、仕立屋(手縫い)、時計修理工、税務申告書代行者、図書館員の補助員、データ入力作業員、彫刻師、苦情の処理・調査担当者、薄記・会計・監査の事務員、検査、分類、見本採集、測定を行う作業員、映写技師、カメラ・撮影機材の修理工、金融機関のクレジットアナリスト、メガネ・コンタクトレンズの技術者、殺虫剤の混合・散布の技術者、義歯制作技術者、測量技術者、地図作成技術者、造園・用地管理の作業員、建設機器のオペレーター、訪問販売員、路上新聞売り、露店商人、塗装工、壁紙張り職人

先週末にケーズ電気に行ってみたら2階の入り口にロボットのペッパーが置いてあった。ネスカフェのコーヒーマシンの宣伝員となっていた。面白半分に相手してみた。1mぐらい離れた所から声をかけてもぎりぎり認識していた。

オズボーン准教授は次のようにも言っている。
「かつて洗濯は手作業で行っていた。洗濯機の登場でその仕事は奪われた。しかし、それによって余った時間を使って新しい技術や知恵が創造され、人類は発展してきた。現在もおなじことが起きている。
ロボットやコンピューターは芸術などのクリエイティブな作業には向いていない。人間は機械にできる仕事は機械に任せて、より高次元でクリエイティブなことに集中できるようになる。人間がそうして新しいスキルや知性を磨くことによって、これまで以上に輝かしい『クリエイティブ・エコノミー』の時代を切り開けていける」

さて、中学校の同窓会のお話から出発したこのテーマ「Windows95が発表されて20年、今やIoTの時代」も今回でようやく終わり。2013年7月21日の「最初に空を飛んだのはライト兄弟ではなかった。」で、私の場合、「レポートを書いている時に、一つの糸を辿っていく、どんどんと情報が膨らみ、情報過多になって我を失いそうにな時がある。」と書いたことがあるが、今回もその例になってしまった感がする。

次回中学校の同窓会があると再度、きっとまた将来はどうなるんだと聞かれるだろう?たぶん、その時はこんな風に答えるのではないかと思う。たぶん、20年後くらいには、散歩のお供は犬ではなくなる。皆、子供や動物の形をしたロボットを引き連れて散歩している。どのロボットにも「花子」とか「太郎」、「セバスチャン」などの名前が付けられている。ネット上にある人工知能とつながっているので日常会話は問題なくこなす。「花子ちゃん元気?」なんてロボットに話しかけると、「まあ、まあよ。おじさんは?」なんて返事が返ってくる。

それよりも早く、10年後くらいには、目的地を入力すると目的地まで運んでくれる自動運転の車が普及している。酔っぱらても、自分の車で自宅に帰れるようになる。ITを通じて自動車でも問題を解決する組織にいた4から5年前のころにはすでに自動車の衝突防止技術がほぼ9割がた完成したところにまで至っていた。全国で交通事故死者数がゼロというニュースが聞ける日がそう遠くない時期に来る。

ICTの未来像について、もう少し詳しい知識や全体像が欲しいという場合には、総務省のインテリジェント化が加速するICTの未来像に関する研究会の第5回議事録と以下の2冊を購読されることをお勧めする。小林雅一さんの2冊の本「クラウドからAIへ アップル、グーグル、フェイスブックの次なる主戦場」「AIの衝撃 人工知能は人類の敵か」は、技術の知識が驚くほど豊富だが、読みやすく書かれている。

総務省のICTの未来像に関する資料↓
http://www.soumu.go.jp/main_content/000363429.pdf

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