恋愛成就のメールテクニック
RSS

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
トラックバック
トラックバック送信先 :
コメント
▼このエントリーにコメントを残す

   

戦場へと背中を押していた報道機関

またまた、無謀な企てをしようとした男が出てきましたね。

まずは、2月9日に「 テレビ朝日が「シリア渡航計画の男性「報道、渡航の自由を奪う」と報じた記事からの引用です。

(引用)
シリアへの渡航を計画し、外務省の命令でパスポートを返納させられた男性が「報道の自由を奪う行為だ」と国の対応を批判しました。

この男性は新潟市在住のフリーカメラマン・杉本祐一さん(58)です。杉本さんは今月27日、トルコ経由でシリアに入って取材する予定でした。
外務省は、危険性が極めて高いと杉本さんに自粛を要請しましたが応じなかったため、旅券法に基づいて岸田外務大臣が命令を出し、パスポートを返納させました。
これに対し、杉本さんは「表現・報道・取材・渡航の自由を奪う行為」と批判しています。
(引用終わり)

これ、「報道の自由」を制限する行為とは違うよね。報道なんか全然してないんだから。極めて危ない地域だから取材に行くな、と言っているわけだ。「報道」じゃなくて、「取材」ね。「取材」をしようとすることを制限する行為だ。でも、「取材の自由」なんか保障されているわけではない。報道陣だからと言って、どかどかと好き勝手に入り込んでいいわけがない。むしろ、自殺しようとしている人から拳銃を取り上げるようなものだと思うのだけど・・・・・どうして、外務省を責めるような報道があるのか不思議?

殺害された後藤さんにしても、この杉本さんという人にしてもなんで、わざわざ危険地帯に取材に行こうするのかずっと気になっていた。

戦争によって悲惨な生活を強いられる市民の生活をまじかに伝えたいとかもっともな理由がつけられている。戦争の悲惨さを伝えるため?
戦争の悲惨さなんて、伝えてもらわなくても皆わかっているだろう。
戦争は悲惨な結果をもたらすものです。だから皆、戦争には反対する。
悲惨でない戦争なんてゲームだけだろう。

皆それが分かっているのに、なぜそれに突き進まざるを得ない状況になってしまうのか?戦争に至らしめる動機を解明して、そこへの流れを変えさせることが肝心だよね。

と、思っていたら、曽野綾子さんは週刊ポスト上でこんなことを言っていたようだ。

〈歴史上、世界から戦争がなくなったことはありません。ならば観念論ではなく、「より」戦争にならないようにする、あるいは「より」戦争の被害を少なくする、つまり「ベター」に近づく技術や知恵を提示すべき〉
中略
〈戦争や大震災という《最高の悲劇経験》から学び、語り継ぐべきは、そこで人々が示し、見つけ出した「英智」だけです〉

なるほどね。戦争なんてなくならないと言い切っている。そういう前提に立って議論をすすめた方が現実的なのだろう。

で、話がそれてしまったが、なぜ危険な地域に取材に行こうとするのかということだけど、後藤さんの場合、テレビ朝日がTVで放送する映像を10分300万円で購入していたらしい。なんだ、TV局が背中を押していたのか。AFP記者は報道機関が戦地の映像をフリーのジャーナリストから購入することが危険な戦場に向かわせる動機になっていると反省している記事を書いている。

AFPの記者が書いたコラムがあった。これを読んでも報道機関が背中を押していたことがわかる。

(一部引用)
■遠隔地からの紛争報道
 シリアでは現在、AFPは首都ダマスカス(Damascus)に支局を持つ唯一の国際通信社だ。シリア人のジャーナリストたちが常駐しており、隣国レバノンの首都ベイルート(Beirut)から政府軍が支配している地域に記者を送ることもある。反体制勢力の戦況についても、地元の記者から情報を得たり写真や動画を送ってもらったりしている。
 ただ昨年の8月以来、私たちは、反体制派が支配している地域に記者を送ることはやめた。危険すぎるためだ。外国のジャーナリストがそうした無法地帯に飛び込めば、誘拐や殺害されるリスクが高い。AFPに定期的に動画などを提供していた米国人ジャーナリストのジェームズ・フォーリー(James Foley)氏が8月に、ISに殺害されたような悲劇が起こり得るのだ。反体制派が支配する地域では、外国人ジャーナリストはもはや地元住民の苦しみを外部に伝える目撃者としては歓迎されておらず、攻撃のターゲット、あるいは身代金のための「商品」として見られている。
 そのため、AFPはフリーのジャーナリストが、私たちが足を踏み入れない地域で取材してきた素材を受けつけないことにした。これは明確な決定であり、周知するためにもここで念を押しておきたい。フリーの記者がシリアに行って取材してきた情報も写真も映像も、私たちは使わない。
フリーランスはシリア内戦で大きな犠牲を払ってきた。大きすぎる犠牲だ。そのようなリスクを背負おうとする彼らの背中を、私たちは押したくはない。

(引用終わり)

残念にも、日本の報道機関からは、こういう発言は聞こえてこない。
トラックバック
トラックバック送信先 :
コメント
▼このエントリーにコメントを残す

   
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。