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東京物語と東京家族

 本日封切りの映画、山田洋次監督の「東京家族」を観てきました。映画は、昨年10月に「人生、いろどり」を見て以来です。「東京家族」は、小津安二郎監督の「東京物語」のリメーク版。どんどんとストリーが展開して面白いという映画ではない、どちらかというとまったりまったりした展開です。しかし、前評判は高かった。どんな内容かというのを映画解説の文章を元に、感じたことを交えながら紹介してみると次のような感じです。

 2012年5月、瀬戸内海の小島に暮らす老夫婦は、子供たちに会うために東京へやって来た。3人の子供は全員、東京に出てきてしまっている。上京した日、医院を開業している長男の家に3人の子ども達と孫たちがが揃い、食卓を囲む。楽しい一夜であった。しかし、家族が明るく接し会えるのもその時ぐらい。久し振りに会ったというのに翌日からは、3人の子供たちはそれぞれ仕事が合って、満足に接してくれない。子供たちはそれが悪いと思いつつも仕事や都合のせいにし、親も寂しさを覚えつつも妥協するしかない。家族とは言えども、なんとなく遠慮してすれ違っている。忙しすぎる都会に老夫婦が落ち着ける場所はないことを思い知らされる。

 上京中は時間があるので、老いた父親は、大手企業で部長を務めたという学生時代の親友と下町の居酒屋のカウンターで酒を酌み交わす。「医師の長男を持って幸せだ」と何度もいわれる。しかし、仕事のために親の面倒をみられない子供、その子供の家に何泊も泊まれ無い状況が果たして幸せというのか、言葉はかみ合わない。その友人の家に泊まろうと思って飲んでいたのだが、友人に言い出す前に息子の嫁が大変だからお父さんのお友達は家に呼ばないで欲しいと前から言われてしまっていると話される。酔いつぶれそうになりながらつぶやく。「この国はどこで間違ったのだろう」。

 解説では、「東京物語」の舞台を現代に移し、老夫婦と子どもたちの姿を通じて、家族の絆と喪失、夫婦や親子、老いや死について問いかけているという映画になっているようです。恥ずかしながら、「東京物語」という映画は知りませんでした。そこで、調べてみました。なんと昭和28年に製作された映画ではないですか。60年前の映画じゃないですか、大昔の映画かぁーと思っていたら・・・・・・・驚いたことに、昨年(2012年)8月に、英国映画協会(BFI)が10年に1度発表している「映画監督が選ぶ史上最高の映画」で、358人の「映画監督」が選んだランキングでは堂々第一位となっている。これってすごいじゃないか。どうしてそれほど話題にならなかったのだろう。「この国はどこで間違ったのだろう」と思えてくる、それとも、私だけが知らないだけだったのか?

 参考までに以下が、「映画監督が選ぶ史上最高の映画」の上位10位までの作品です。以下のタイトルをクリックすると、AmazonのDVDサイトに行きつきます。そのサイトでカスタマーレビューなどを読んでみるとどんな内容の映画か察することができます。名作ぞろいだけあって、絶賛する声がほとんど。著作権が切れているものもあって、名作なのに安いのが多い。時間を見つけて全部見てみようと思います。
1. 東京物語
2.
2001年宇宙の旅
3.
市民ケーン
4. 8 1/2
5. タクシードライバー
6. 地獄の黙示録
7. ゴッドファーザー
8. めまい
9.
10. 自転車泥棒

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