恋愛成就のメールテクニック
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アリババと28人の仲間たち

「開けゴマ」と呪文を唱えて、盗賊が集めていた財宝を持ち去り、大金持ちになったは千夜一夜物語の「アリババと40人の盗賊」に登場する善人のアリババ。「開け株」と言って、大金持ちになりそうなのが中国の元英語教師と日本のソフトバンク、米国のYahooである。ジャック マーはアリババの8.9%の株式を所有している。上場されれば、所有株式全体で1兆円近くの資産に相当するだろう。

アリババは、5月7日米国証券取引委員会に株式の新規公開(IPO)を申請した。超大型案件の申請と言われている。それがどの程度のものか、ニューヨーク・タイムズが円グラフで過去のIT企業の上場規模と比べた図を載せていた。
一番下にニューヨーク・タイムズの図を少しアレンジしたものを掲載した。
左側の円グラフが上場時の株式時価総額、右側の円グラフが現在の株式による企業価値 (左側ではアリババの円グラフが大きく、上場規模が大きいことがわかる。右側の円グラフではグーグルが存在感としては圧倒的) ↓

中国のジャック マーは1995年に初めてインターネットを使った時、「ビール」と「中国」を検索してみた。何もヒットしなかった。そこで興味本位で中国語翻訳サービスの簡単なウェブページを友人と作ってみた。ものの数時間で少数ながら情報を求めるメールが世界中から届いた。それでウェブのパワーを思い知った。これがきっかけとなって、マーは4年後の1999年に上海の近くの杭州市で28人の仲間たちと「アリババ」を立ち上げた。ソフトバンクはこの時に20億円出資している。

その後、アリババは、中国の最大のオンライン販売業者に成長した。アリババが運営するサイトで主要なものは、阿里巴巴(アリババ:企業間取引)、淘宝網(タオバオ:オークション)、天猫(Tmall:ショッピングモール)という3つである。現在は、商品取引では米国のウォルマートに次いで世界第2位である。中国ではオンライン商取引の80%を扱う。郵便小包の60%がアリババの商品を扱ったものというから、そのすごさが容易に想像できる。2013年の取扱総額は25兆円もある。米国のアマゾンは約7.5兆円、そして日本の楽天は約1.7兆円程度。アマゾンと楽天を合わせてもアリババにははるかに及ばない。

これまでも、IT企業を上場させ大金持ちになって起業家は、ビルゲイツやスティーブ ジョッブのように何人もいる。しかし、この人達と49歳のマーが違うのは、マーは元々は英語の教師であり、コンピューターの素人であり、技術に全然詳しくない。2013年5月にはアリババの社長を辞め、翌日中国自然保護協会の会長に就任している。最近、数千億になるのではないかと見積もられるアリババの株式の2%を環境や医療、教育関連に寄付すると明言した。

既に触れたが、ソフトバンクは、1999年にアリババに20億円投資している。35%の株式を所有している。上場されれば、ソフトバンクは4兆円近くの含み利益を持つことになるだろうと予想されている。2013年7月に、ソフトバンクは、大金2兆2000億円をかけて米国第3位の携帯電話会社スプリントを買収した。この買収がソフトバンクの経営の足を引っ張ると予想していた。しかし、今回、アリババの上場によって手にする金額はこの金額をはるかに上回る。ソフトバンク投資会社が、片手間に携帯電話会社を運営していると言ったほうが良いのかもしれない。

アリババ

このブログを掲載した後、東洋経済オンラインが元になったニューヨークタイムズの記事の日本語版をサイトに掲載している。ここ。しかし上の図は載っていない。
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