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会議で必ず出てきた「4文字」という言葉

 格付け大手のフィッチ・レーティングスが、パナソニックとソニーの格付けを「投機的水準」に引き下げた。シャープはすでに他の大手格付け会社からも投機的水準に格下げされている。日本企業を代表する家電大手の苦境が続いているが、CIAJ(情報通信ネットワーク産業協会)で有志と勉強会をしていた頃に、数年後にはこのような事態が来るかもしれないということは感じていた。サムソン1社の研究開発費が日本の大手電気メーカー6社を合計した開発費よりも大きく、サムソン1社が稼ぎだす利益が6社合計の利益よりも大きかったことなど、韓国勢に市場を奪われている状況が数字で読み取ることができた。それよりも前にも今の時代の到来を予感させるような話を聞いたことがある。

 2000年ぐらいに大手オーディオ会社に転職した知人がいた。その知人に転職先の職場のことを聞いた。初めに出てきた言葉が、社内会議をすると必ず「4文字」、「4文字」と「4文字」という言葉が出てくると妙な顔をしながら教えてくれた。例えば、新しいイベントの企画や製品販売の会議では、「4文字」の威力はどのくらいだろうかなどと、皆真剣に「4文字」という言葉を使うのだそうだ。企画や商品自体で勝負をするのではなく、その会社の過去の栄光にすがりついて商品を売ることに奇異を感じていたようすだった。

 こんな話もしてくれた。とにかくその会社は大きくなりすぎて、いろんな部門がある。勢いがある。いろいろと新しいことをやろうとする。例えて言うと、水族館みたいにいろんな魚がいる。次々と新しい魚を飼おうとする。そして、お客が集まる魚だけに餌をやり、大事に育てる。悪いところは、部門が多岐に渡り、社員も大勢いすぎる。社内で誰が決定権を持っているのかなかなか分からない。水族館には案内係がいるから、その会社でも案内係にだれがその決定権者か尋ねればよいのではと突っ込みを入れてみた。すると、その案内係が誰かさえもわからないと返された。

 話を聞いていて、その会社の将来は暗いと思った。知人は、その会社に見切りをつけたのか、1年ぐらいで再び転職した。社内会議をすると必ずでてきた「4文字」、社員がマーケティングですがり付こうとしていた「4文字」。その「4文字」が指す文字は、S・O・N・Y。
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